• 2024.02.
  • 18

痛い失敗から学んだ『出版の成功法則』をお伝えしていきます

あなたの編集者、編集脳アカデミーの藤岡信代です。
セルフ出版プロデュースとコンテンツビジネスのコンサルティングを行っています。

出版社で22年勤めていた間に数々の失敗から学んだこと、言わば私なりの『出版の成功法則』を書いてみようと思いたちました。

なぜ、そんな気持ちになったのか?

それは、Kindle出版のサポートやブログ・SNS発信のセミナーをすると、一生懸命に伝えようとしていることが、
「難しいです」「私にはそこまでできません」
と受け取られることがあるからです。

すごく大切だと思っていることは暑苦しく強調するタイプなので、それも一因かもしれません(笑)。ですが、それ以上に、私が伝えていることは「自分の痛い失敗から学んだこと」というのが、伝わっていないのかもと思ったんです。

悔しい思いをしたから、売れる本をつくれるようになった

出版社で勤めた22年間は、楽しく、やりがいがあり、誇りに思う体験がたくさんあります。と同時に、辛く悲しく、悔しい思いもたくさんしてきました。

その痛い経験の多くは、「心を込めて作った本が、売れない」ことです。

これは断言してもいいと思うのですが、編集者はどんな本でも「これはお役に立てる良い本。たくさん売れる!」と思ってつくります。けれども実際は、ベストセラーやロングセラーになるのは、ごくごく一部です。

何がいけなかったんだろう? どうすれば良かったんだろう?

刺さった棘のように、チクチクと痛み続ける後悔を懐きながら、次の本に向き合う。そんな中で、少しずつ「売れるための法則」を見つけてきたのです。

売れない=伝わらない。それはとても悲しいこと

私のところに、Kindle出版やブログ・SNS発信を学びに来てくださる方は、とても純粋で良い方ばかりです。だから、「売りたい」という意識はあまりなくて、「自分が大切にしていることをお伝えしたい」という気持ちでいらっしゃいます。

売れるために大切なこと。
と言うと、ピンとこない人も実際に多いです。

けれども、出版においては、本を買っていただかないと、そもそも内容を読んでいただくことはできないのです。伝えるということは、本が売れる、ということなのです。

こんなに想いをこめたのに、読んでもらえない……

私がいちばん辛く、悲しく思うのは、このことです。
だから、私が関わる方には、同じ想いをしてほしくない。

「それはプロがやること」「私は編集者を目指しているわけじゃない」
そう感じるかもしれませんが、やはり私が体験して学んだことは、すべてお伝えしたいのです。

(ブログ・SNS発信は無料だから、「売れる法則」は関係ないと思われがちですが、成功法則は同じです。無料であっても「関心のないことは読みたくない」。これが人間の素直な気持ちだからです)

今日も暑苦しく書いてしまいました(笑)が、これからはそんなことも気にせず、ありのままに失敗体験と、そこから学んだ成功法則を書いていこうと思います。

このシリーズで学べる「出版の成功法則」

こんなテーマで書くことを考えています。

*自分が生み出すのではなく、モデルを下敷きにする
*見聞きしただけの情報を発信しない
*文章は読んでもらって直す
*読者が知りたいことから書く
*知らないことは取材する
*読者を知るためには、直接会う
*世の中にない!は売れないかも?と知る
*良い本でも読まれなければ意味がない
*読者の言葉から企画を生み出す
*知っているものだから安心して買える
*読者が決まっているから売れる

楽しみにしていただけたら、うれしいです。


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